はじめに

 わんころです。

 ブログを始めようと思った理由は2つあります。

 一つめは、これまでの自分の経験を次の世代の先生たちに伝え、少しでも力になれたらと考えたからです。

 2024年現在、教員という仕事はきつい、苦しい、割に合わないというイメージが強い印象(あくまで個人的な見解です)があります。また、どの業界にもいえることですが、少子高齢化の影響から志望する人数が少なく、優秀な人材が集まりにくくなっています。

 このような時代に、教員という職業を目指してくれた新しい世代の方々が、少しでも働きやすく、少しでも長く続けることができるよう、このブログを通して支えていきたいと強く思い、このブログを始めました。

 二つめは、今後の自分の生き方を見つめ直すためです。

 小学校の教員となり、気づけば11年が経ちました。これまで多くの先輩や後輩、地域の人々とのかけがえのないご縁のおかげで、様々な経験をさせていただきました。

 しかし、この激動の時代、このまま教員という世界だけを知っていれば良いのか、と自問自答する瞬間がありました。新型コロナウィルスやAI、急速に進む円安など、世界はこれまで以上に大きく変化し続けています。

 目の前の子どもたちがこの時代を生き抜くために、これまで自分が受けてきた教育と同じことを指導すればよいのだろうか。いや、それだけではいけないと強く危機感を覚えました。不易流行(いつまでも変わらない本質的なもの(不易)に新しい変化(流行)を取り入れていくこと)という言葉のもと、子どもたちに力を身に付けて行く必要があります。

 そのために、筆者自身も視座を高くして、様々な分野の力を身に付けていきたいと考えました。教育はもちろん、自己啓発や生き方、金融教育、情報教育、AI等、学習指導要領以外の生きる力に直接ふれていきたい。その一環としてこのブログにも挑戦しました。

 願わくば、未来の先生たちが笑顔で、子どもの成長のために力を注ぐことができる一助になれば幸いです。

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